11月10日 酒田市土づくり研修会を行いました④ 松山地区
「高温・乾燥に打ち勝つための土づくり 儲かる米づくりへ、チャンスは今 ~情報(スマート農業)を利用した「堆肥」利用戦略~」として、松嶺コミュニティセンターを会場として開催されました。
はじめに、昨今の農業を取り巻く条件や環境が大きく変化し複雑化している中で、農家の収益向上のための戦略として、高温や乾燥に負けない技術や、還元リスク軽減に関する対策やデータをお示ししました。あわせて気象災害や規模拡大に柔軟に対応していくには、これまでの稲作の見直しや水田環境のモデルチェンジを図ることが必要であるとお話ししました。そこで、品質を重視した食味戦略や、スマート農業情報を利用した効率的な土づくり重視型多筆管理を紹介するとともに、収益性を重視した戦略として収量増、品質向上、食味向上の3つを挙げました。
また、気象変動時こそ暦日ではなく葉齢による評価が重要であるとして、葉齢からみた診断表を示し、見るべき4つのタイミングについてお示ししました。
次回は11月10日です。平田地区で開催します。